ピッポ
夫の部屋の本棚を整理していたら絵本を発見した。
- 栗栖 カイ, アネッテ ランゲン, スヴェン レーベラ, ジクリット レーベラ
- ピッポ―小さなダックスフントの物語
私は絵本が好きで、前からいろいろ集めていた。
結婚する時にもしっかり持って来た。
私が以前買った絵本を今は子供が読んだりしている。
夫の部屋の本棚から見つけた絵本は奥の方に入っていたので、久々に目にした。
ページをめくって読んでみる。
『ピッポ』 アネッテ・ランゲン
作者はフェリックスの手紙も書いているので、ご存知の方も多いかもしれない。
初版は1995年なので、結構古いかも。
ピッポはダックスフント。(女の子)
心無い飼い主に飼われて、(地下室に閉じ込められたりして)寂しい悲しい可愛そうな思いをしていたピッポはある日森に捨てられてしまう。
まだ子犬で小さなピッポは寒い森の中で彷徨い歩いて、とうとう立ち上がることもできなくなってしまった所におじいさんと2人の女の子がピッポを見つけて連れて帰る。
家族(お母さんは獣医さん)みんなでお世話して元気になったピッポは、優しい家族に飼われる事になって、それからの日常が描いてある絵本。
以前、テレビのニュースで河川敷で捨てられ野犬化した犬が問題になっているというのを見た。
この絵本の表紙の後ろにも
これは、何年か前にドイツでほんとうにあったお話です。
毎年、ドイツでは18万匹、日本では55万匹もの犬が捨てられています。
ほとんどの犬は、ピッポのような幸せと出会えないのです。
と書かれていました。
うちでは犬は飼っていないけど、犬が大好きなので、犬の絵本は大好き。
犬を飼うなら無責任な事はしたくない。
覚悟がないと飼えないと思っている。
いらなくなったから捨てるなんて絶対いやだ。
子供も犬が好きなので、飼いたいと言われる。
絵本にはこんな事も書いてある。
犬を友達にすることは素晴らしいことです。でも、古くなったから捨ててしまえばいい、というような気持では友達になるべきではありません。
犬には、たくさんの愛情と世話が必要です。
学校の日も、日曜日も、お天気の日も、雨の日も、まいにち、まいにち。
子供と一緒にいつも読んでいる絵本 『ピッポ』
この絵本を読んでピッポの愛らしさとお転婆さが可愛くてダックスフントが大好きになってしまったくらい。
大好きな絵本、これからも大切にしていくつもりだ。