ヤモリの・・・
1ヶ月ほど前・・・大変な出来事がありました。
大変な出来事・・・大げさでしょうか?
1ヶ月ほど前のある日、天気のいい午前中に玄関の掃除をしていました。
玄関に置いてあるコニファーの鉢植えをずらして ほうきで掃こうとした時、黒っぽい影が 物凄い速さで壁を這って行きました。
一瞬の事で
「へ!?」
という 何とも間抜けな反応をしてしまった私。
壁を貼って行った生き物を目の端で捕らえたところ、あれは、ヤモリ。
10センチ強の大きさのヤモリが物凄い速さで壁を這って登って行ったところを目撃してしまったのです。
最初は何かわからなかった時の反応と違い、ヤモリと確認できた私は もう一度
「うわ~~~~~~!」
しばらく放心してしまいました。
ふと我に返り、コニファーの後ろを掃こうとしたら 白っぽい小指の先くらいの物がレンガにふたつならんでいました。
梅雨時は植木の土に白いキノコが生えて来ると聞いた事もあったし、実際、うちの鉢植えの根元にもキノコが生えた事があったので、
「あら、こんな所にキノコ。雨や曇りが多くて湿気が多かったから?」
と思いました。
でも、よく考えてみると、
「家の壁に何故キノコが?
うちって まだ新しいよね?」
と思いながら、目を凝らして近づいてみた。
じーっと凝視すること数秒・・・・・
「た、た、たまご~~~~~~???」
確かに たまご。
コニファーをずらした時 ヤモリが這って行った事を思い出して
「これはヤモリのたまごだ・・・」
認めたくないけど、ヤモリが這って行った事を思い出すと、ヤモリのたまご以外考えられない。
どうしたものか?と悩んだ結果、私にはどうすることもできず、夫の帰りを待つ事に。
夫が帰って来るまでの間、たまごを見た子供は
「絶対 捨てないでね!!!」
と私に言った。
《捨てたいけど、捨てられないの。》(私の心の声)
夜、夫が帰ってきて事の次第を話すと すぐ玄関のコニファーの所に様子を見に行った。
夫がコニファーの枝をずらしてみると 2匹のヤモリが壁を這って行ったそう。
10センチ強のヤモリと5センチくらいのヤモリがいたと言っていた。
私の報告通り ふたつのたまごを確認して戻って来た。
夫は
「ヤモリは害虫を食べてくれるし、家を守ってくれる(屋守り)から たまごもそのままにしておいてあげようよ。
家の中に入ってきて悪さはしないよ。」
と言うので 結局、そのままにしてあります。
どうなるんでしょう?
ママ友にヤモリのたまごの話をするとビックリする人、見せて欲しいと言う人、反応は様々。
子供がヤモリを捕って来て飼っているというママ友に聞くと、そこのおうちのヤモリも同じくらいの時期にたまごを産んだと言っていた。
数はやっぱり ふたつ。
また、カナヘビを飼っているというママ友に聞くと、やはり同じくらいの時期にカナヘビもたまごを産んだそうだ。
子供の図鑑を見て調べてみるが、カナヘビ、ヤモリの生態などは書いてあったが、たまごがどのくらいで孵るとかいうことは書いていなかった。
ネットなどで見てみると、ヤモリ愛好者の方は結構いるようで、飼っていらっしゃる方が多いので驚いた。
たまごは2ヶ月で孵るという話だが、無精卵の場合は孵らないこともあるようだ。
はて、うちのたまごはどうしたものか?
ヤモリについて いろいろご存知の方がいらっしゃれば どうか 御教授してください。
ヤモリは私が好きなハワイでも守護神として大切にされているそうです。
ハワイの言葉でヤモリはゲッコー。
うちもヤモリを見かける事が多いので(私はあまり見ないけど、夫と子供がよく見かけている)うちの守護神はゲッコーなのでしょうか・・・?(笑)